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Concur expense(コンカー経費精算)・交通費精算の価格や機能、使い方とメリット・デメリット、評判まとめ


「経費精算・管理システムでコンカーって名前聞くけど何ができるの?」
「他の経理系システムと何が違うの?」

経理精算のシステムを検討したとき確実に名前を1度は聞くのがConcur(コンカー)です。

アメリカ創業のシステムなのですが公式サイトや解説サイトみても「イマイチ何ができるのか、他の経費精算システムと何が違うのか分からない」と思う人も多いハズ。

ということで今回Concur(コンカー)について機能や値段と他社製品との違いを調べてみました。

Concur(コンカー)経費精算・交通費精算とは。価格や機能について

コンカーはアメリカのコンカー・テクノロジーズという企業が運営するクラウド型経費精算システムです。厳密にはビジネスソフトで有名なドイツのSAPがコンカー・テクノロジーズを買収して、さらに日本用に日本法人「株式会社コンカー」を立ててそこが運営しています。

メインの製品は3つあり、

  • Concur Expense→従業員の経費精算・管理
  • Concur Invoice→仕入れなどベンダー関連の経費管理(郵送やメールで届く請求書をOCRや入力代行サービスを経由してシステムに入力できる)
  • Concur Travel→出張関連

経費精算はConcur Expense(コンカー経費精算)が担当していますね。

基本的な仕組みはコンカーアプリを使ったOCR(機械読み取り)形式で

アプリで領収書など画像を取り込み→アップロード&自動入力

する流れです。その過程で承認システムなどがついています。

サービス名 SAP Concur Expense(コンカー経費精算)
運営会社 株式会社コンカー
他社会計システムとの連携
領収書・レシートの代理入力orOCR(機械読み取り) ◯(OCR)
交通系ICカードとの連携ができるか(suica、PASMO、ICOCAなど)
クレジットカード(コーポレートカード)と連携
交通費、出張費、旅費申請・管理
承認フローの仕組み
電子帳簿保存法対応(e文書法)対応
タイプ クラウド型
費用 月額30,000円~(経費精算レポート数に対応した課金(ユーザ数でない))

他社会計システムとの連携

直接連携するパターンとCSV出力して対応させるパターンがある。弥生会計などはアプリを通じて連携できる。

領収書・レシートの代理入力orOCR(機械読み取り)

OCR(機械読み取り)に対応しています。具体的には

コンカーアプリで領収書など画像を取り込み→アップロード&自動判別

され料金や仕分けを自動で入力してくれます。

交通系ICカードとの連携(suica、PASMO、ICOCAなど)

対応しています。連携端末(2種類ある)にICカード(Suica/PASMO)をタッチすると利用区間、運賃、日付情報がConcurに自動で取り込まれます。

ちなみに定期区間内で重複する運賃は自動で除外され、プライベートなど業務外の経費情報は個別に除外することもできます。

Apple PayやAppleWatch、Android にも対応しています。

ちなみにJapanTaxiやUberなどの外部サービスと連携して、経費明細情報を自動で取り込むこともできます。

クレジットカード(コーポレートカード)と連携

カード会社から連携してコーポレートカードの使用日付、金額、利用先等の項目を自動で登録できます。

交通費、出張費、旅費申請・管理

対応してます。路線検索してそのまま経費申請、よく使う経路はお気に入り登録、定期区間も自動で除外できます。

単純に交通費、出張費、旅費管理できるだけでなくコンカーアプリ自体にホテルを検索&予約する機能もついています。

承認フローの仕組み→コンカーアプリで自社に戻らず出先でも申請&承認ができる

承認、却下、申請変更をモバイルアプリで管理でき出先でも上長が承認できる。

電子帳簿保存法対応(e文書法)対応

OCR(機械読み取り)形式で読み取る仕組みのため自動的に電子帳簿保存法対応(e文書法)に対応します。

スマホからの撮影→アップロードで電子化完了です。電子帳簿保存法を想定した作りになっているので解像度も高いです。

コンカー経費精算の価格。費用はユーザ数でなく出力レポート数で計算

経費精算レポート数に対応した課金(ユーザ数でない)形式になっています。ユーザ数ベースとの違いは経費精算をしない社員がいればそのユーザにはアカウントを発行する必要がない(=その分安くできる)ことです。

基本月額は3万からで、そこからレポート数に応じた料金が加算されていきます。

Concur(コンカー)経費精算・交通費精算の登録、使い方、アプリからのログイン

Webアクセスとアプリ経由の2つがあります。領収書・レシートの画像送付や簡単な申請はアプリから、直接入力などはWebを使うイメージです。

Concur(コンカー)経費精算・交通費精算の評判

コンカーは従業員数が1万を超える大企業で使われることが多いです。評判としては

  • クレディ・セゾン→紙ベースだった経費精算を本社一括管理に移管。年間数千万円のコスト削減効果があった
  • ブリヂストン→経費精算業務のペーパーレス化を実現。支払い時間は1か月から2週間へ。SAPと組み合わせ全社レベルでのコスト管理と可視化できた
  • NECグループ→年間約100万件の出張・外出の申請に対し従業員は7万時間の稼働だった。Concur Expenseによる入力の自動化、電子帳簿保存法対応による領収書電子化、Concur Travelによるオンラインでの出張手配などを進めることにより、40%の工数削減を実現できた

とやはりペーパーレス、業務のシステム化で経理業務に取られる稼働時間をかなり削減できたとの声が多いです。

Concur(コンカー)経費精算・交通費精算のメリット

経費精算・交通費精算、及びそれ以外でも機能が多い

基本的な経費精算・交通費精算に加えICカード・コーポレートカード連携や承認ワークフローなど必要な機能が多く揃っています。

またConcur Invoiceと連携することで外部の受注先会社のメールや領収書の取り込み、自動入力もできるなど拡張性は広いです。

Concur(コンカー)経費精算・交通費精算のデメリット

無料プラン(トライアル)がない(導入難易度高い)

他の経費精算・交通費精算系クラウドサービスやソフトだと無料プランか期間(機能)限定お試しプランありが多いですがコンカーはどちらもありません。

いきなり導入になるので新規立ち上げ会社はともかく、一般企業では既存のシステムや仕組みがあるのでリプレースとなり結構敷居は高いと思います。

経費精算・交通費精算、及びそれ以外でも機能が多すぎてカスタマイズが大変

メリットで機能が多いと書きましたがやれることが多いのでその分導入時の設定は大変で社内に文化として根付かせるのに努力が必要です。

中小企業(従業員100名以下)ならもっと機能を絞ったシンプルなシステムのほうが向いてるケースもあります。

これはコンカーが海外製品であり、自由度の高いカスタマイズ機能をウリにしているためです。日本だと「MFクラウド経費精算」「楽楽精算」「Dr.経費精算」などの製品がありますがこれらはシンプルですがカスタマイズしなくてもOK&初心者でも分かりやすい画面などの特徴があります。

大企業などで自社好みにアレンジしたい、という会社にはコンカーはあっていますが、機能は必要最低限あって経費精算さえできればいい、なら日本製の経費精算ソフト、サービスのほうが扱いやすいと思います。

Concur(コンカー)経費精算・交通費精算がおすすめできる(できない)企業

コンカーが合う企業は

  • 経理関係のペーパーレスにかなり意欲がある
  • 従業員数が多く経理周りをシステム化したい
  • これから組織を作るので新しいシステムを導入するのに抵抗がない

会社だと思います。逆に

  • 会社の文化として紙を排除できない(稟議書作成機能がない)
  • 従業員数が100名以下でシンプルで使いやすいシステムがほしい
  • 経理システムの値段を安く済ませたい

という会社は別な経費精算・交通費精算システムが合うと思います。

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