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SendGridはどんな企業に向いている?機能、特徴とメリット・デメリットと評判まとめ

「自前でMTA(メール転送エージェント)を用意するのは面倒」
「大量のメールを低コストで送信したい」
「APIで顧客管理システムなどと連携させたい」

自前でMTAを持つとセキュリティ対策、スパム対策などに専門的な知識が必要になりますし、サーバーの管理にも手間がかかります。セキュリティのしっかりしたメール配信サービスと契約するとこのような悩みから解放されますが、コストが掛かります。

しかし、「SendGrid」を利用すれば、きちんとセキュリティ、スパム対策が行われたメールサーバーから低コストで大量のメールを送信することが可能です。

  • MTAの管理は面倒だ→SendGridのサーバーを利用するので自社でMTA管理が必要ない
  • 他のシステムとAPI連携してメールの送受信ができる
  • 月500億通以上の配信実績があり、メールインフラの専門家が素早く、確実にメールが届くようにインフラを整備

「SendGrid」は一言でいうと「大量のメールを安価で、素早く確実に送信」できるクラウドサービスです。

今回SendGridの機能や特徴、メリットやデメリットを解説します。

SendGridとは。価格や機能について

SendGridはアメリカのSendGrid, Inc.社が提供するメール配信システムで、日本では株式会社構造計画研究所が代理店としてサービスを提供しています。世界的に事業を展開、1か月間に500億通以上のメール送信の実績がありメールインフラに関する知識と技術力を保有しています。

大量のメールを確実・安全になおかつ低コストで到達させられるサービスとなっています。

サービス名 SendGrid
運営会社 SendGrid, Inc.
メール配信機能
メール作成機能
分析・効果測定機能
API連携機能
ステップメール配信機能 ×
タイプ クラウド型
費用 初期費用0円+月額0円~(企業ごとに変動)

メール配信機能

メール送信システムに難しい技術は必要ないと思われるかもしれませんが、配信したメールの20%は何らかの理由で相手先まで到達していないと言われています。

SendGridでは相手先に確実にメールが到達するようにメールインフラのエキスパートがシステムを構築・メンテナンスしており、バウンスの自動処理、送信ドメイン認証などさまざまな機能が搭載されています。よって、メールサーバーを自社で保有することなく、高速で確実なメール送信が可能です。

メール作成機能

1アカウントにつき300テンプレート、300バージョンのテンプレートが登録できるのでメール作成業務を効率化できます。また氏名や会社名などの差し込み機能もあります。

さらに、レスポンシブデザインに対応した標準テンプレートが10種類用意されているので、これらのテンプレートを使用すれば、PCでもスマホでも画面の大きさに合わせてデザインが最適化されるhtmlメールが簡単に作成・送信できます。

分析機能・効果測定機能

メールマーケティングの際には開封率・クリック率・などさまざまなKPIを管理しなければなりませんが、SendGridでは標準機能でこれらのKPIをリアルタイムで計測できます。

また、マーケティングメール機能を使えば、メールマーケティングのA/Bテストも可能になります。

配信メールを改善し、メールマーケティングに成功したいのならば、これらの分析機能はぜひ使用した方が良いでしょう。

他システム連携機能

メール送信、各種設定の変更、配信状況の確認などほぼすべての機能をAPI経由で使用できます。メール配信システムを単体で使用するのではなく、他のシステムと連携させて使いやすいのがSendGridを使用するメリットです。

ステップメール配信機能

ステップメール配信機能はSendGridにはありません。各ユーザーに個別にメールを送信してリードナーチャリングを行いたい場合は、他のシステムを利用した方が良いでしょう。

ただし、自社で他のマーケティングプラットフォーム(sendwithusなど)とSendGridをAPI連携させれば使用できます。

費用

初期費用は必要ありません。メールの配信数によってFreeプラン、Essentialsプラン、Proプランの3種類に分かれており、それぞれのプランで更に料金が細分化されています。

Freeプランは月額0円で利用できるプランで毎月12,000通までしかメールを送信できません。ただし、有料プランに劣らずほとんどの機能が使用できて、固定IPアドレス、サブユーザ機能(複数の配信環境を構築する機能)などの機能が足りないだけです。

Essentialsプランは月額1.900円で40,000通まで送信できる40Kプランと3,800円で100,000通まで送信できる100Kプランがあります。

Proプランは月額100,000円で100,000通まで送れる100Kプランから119,000円で2,500,000通まで送れる2.5Mプランまで5種類のプランが用意されています。

Freeプランを除いて、上限を超過すると1通あたり0.125円~0.056円の追加料金が発生します。FreeプランとEssentialsプランの機能は同等で、Proプランになると機能が追加されます。

SendGridの特徴

SendGridには「手軽にメールが送信できる」、「他のシステムと連携させやすい」という2つの特徴があります。それぞれの特徴について説明します。

手軽にメールが送信できる

自前でメールサーバーを構築せずとも簡単にメールの送受信が可能です。通常、メールサーバーを自前で持つ場合、サーバーの構築、メンテナンス、到達率を維持するための施策などさまざまな作業が必要ですが、SendGridはクラウド型のシステムなのでユーザー側にこれらの面倒な作業は発生しません。

SendGridが適切に管理しているサーバーを使って、安価かつ手軽に大量のメールが送信できます。

他のシステムと連携させやすい

SendGridでは、トラッキング、統計分析のために使用するSMTP API、SendGridにログインせずに各種情報を取得するWeb API、宛先リストや差出人情報をアップロード、管理するためのMarketing Email APIなど6種類のAPIを提供しています。

これらのAPIを使えばSend Gridのほとんどの機能はAPIを通じて他のシステムと連携可能です。

SendGridの評判

SendGridの利用者の評判を紹介します。

  • あまり深く考えずにメールサーバを構築することが出来ます。
  • Azureからのメール送信ができないのでこちらのサービスを利用しています。
  • 豊富なAPIでメール送受信が出来るところwebhookもあるので比較的自由にメールを使ったシステム設計ができる
  • これまで3年ほどウェブサイトのメールサーバとして利用してきましたが、不具合が発生したことは一度もありません。
  • SendGridはとりあえず無料で始められ、通数が増えれば徐々に課金していけばよいし、DKIM/SPFにも対応しておりメールセキュリティもばっちり。
  • メールサーバの構築・運用コストが大幅に減る。基本的にSendGridに任せておけば良いので、構築ももちろんだが、運用コスト削減に大きく貢献する。

ITreview SendGridの評判

一番多い意見としては「MTAのことを考えずに簡単にメールの配信環境が構築出来て、サービスが安定している」と毎月500億通以上のメールを配信しているSendGridだからこそ提供できる安定のメール配信環境が評判になっています。

SendGridのメリット

安価に確実なメール送信ができる

無料のプランでも12,000通までメール送信できますし、有料プランでもメール配信のためのさまざまな機能が揃っている状態で一通当たり0.046円か0.1円ということで比較的安価です。

メール配信システムの中には使い放題のシステムもありますが、SendGridの実績と到達のための各種機能を考慮すれば決して高い値段ではありません。

クラウド型・API連携可能なので手間を掛けずに使用できる

クラウド型なので自前のサーバーを持つ必要は無く、ほとんどの機能がAPIで使用できるようになっているので、他サービスとも連携させやすいです。

はじめにシステム構築さえしておけば、メールマーケティング業務が効率化できます。

SendGridのデメリット

基本的にシステムは英語

海外のサービスなので基本的にシステム画面は英語表記となっています。英語力があり、慣れれば運用に問題はありませんが、導入した当初はシステムを使いこなすのに時間がかかるかもしれません。

ちなみにWebで日本語のユーザーマニュアルがあり、代理店もメールでサポート対応をしているので、操作方法について分からなければこれらの手段で解決できます。

ステップメール機能がない

キャンペーンメールを一括配信することはできますが、ステップメール機能はありません。リードナーチャリングのために、マーケティングシナリオに従って個別かつ自動的にメールを配信することはできません。

ステップメールを使ったメールマーケティングがしたい場合は他のメール配信システムを利用した方が良いでしょう。

SendGridがおすすめできる(できない)企業

「自前でMTA(メール転送エージェント)を用意するのは面倒」
「大量のメールを低コストで送信したい」
「APIで顧客管理システムなどと連携させたい」

冒頭でお伝えしたとおり、「SendGrid」は一言でいうと「大量のメールを安価で、素早く確実に送信」できるクラウドサービスです。

なのでSendGridを導入すると効果がある企業は

  • 自前でメールサーバーを構築・メンテナンスしたくない
  • 安定したメール配信環境で確実に相手にメールを送信したい
  • ステップメールではなく、キャンペーンメールを中心としたメールマーケティングを実施する

です。メールインフラに関するエンジニアリングを内製化することなく、メールマーケティングで成果を上げたい企業ならば少なからず効果が期待できます。

逆にメールマーケティングを実施しない、キャンペーンメールではなくステップメールを使ったマーケティングを実施する企業には向いていないといえるでしょう。

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